窓の下地づくり

筋交いなどの耐力壁、耐震金物などの取りつけが一通り終わると次は住宅内部の下地づくりはいります。ここではサッシが取りつけるための「窓の下地」づくりについて説明していきます。

窓下地の「墨つけ」に始まり、「窓台」や「まぐさ」と呼ばれる部材の取りつけを行っていきます。

窓の下地の墨だし

窓下地の墨付け

窓の下地を作るうえでまず最初にすることが窓の「墨つけ」です。この墨付けをしっかり行っておかないと窓が傾いてしまうので、細心の注意をはらいながら墨つけを行っていきます。

この墨つけで「窓台」と呼ばれる部分と「マグサ」と呼ばれる部分の位置を決めていきます。サッシをのせるために床と平行にとりつられる部材が「窓台」、さらにその上に平行取り付けられるものを「マグサ」と呼びます。

窓の下地を作る

窓の下地をつくっていきます

「窓台」と「まぐさ」を平衡にとりつけるために間柱を一定の高さでカットしてあります。では上下に「窓台」と「まぐさ」を取り付けていきます。

マグサの取り付け

まずは「マグサ」部分のとりつけが完了、定規をつかってまっすぐに取り付けられたかを確認しています。

窓台の取りつけ

サッシをのせるための「窓台」の取りつけも完了しました。このようにして作った窓の下地にサッシが固定され、障子(しょうじ)とよばれるマドの可動部分がはめ込まれていきます。

カーテンレールの受け地

最後に下地の上部に、カーテンレールを取りつけるための下地をつくっておきます。この部分に下地を作っておくことでカーテンレールをしっかりビスで固定することが可能になります。