リフォーム工事で、新しい屋根と外周の壁が貼られました。
これで、多少なら雨の心配をせず作業ができるようになりました。
材料が濡れる心配もなくなったので、 今回の作業では、大引き(おおびき) と呼ばれる一階の床組みを作っていきます。
上の写真は水に強く、耐久性に優れたヒノキ材。
それではさっそく
このヒノキを使って大引きづくりを始めていきます。
大引きを入れよう
まずは必要な長さに大引きをカット。
カットした大引きは900ピッチ(90cm)の間隔で
平行に並べていきます。
大引きにはあらかじめ鋼製束を取りつけておきます。
これを取りつけておこないと
床が上からかかる重みでたわんでしまうからです。
大引きの完成です。
大引きが900ピッチに取りつけてあるのが分かると思います。大引きの下には鋼製束が等間隔に設置され、上からかかる重量をしっかりと支えています。
これで重い家具が上にのっても安心です。
床下に断熱材を入れよう
大引きの取りつけが済んだら次は断熱材の取りつけです。コンクリートからの冷気を遮断するため、大引きの間に断熱材を入れていきます。
こちら断熱材を取りつけるための金具です。この金物にひっかける形で断熱材が設置されていきます。
こんな感じで断熱材が取りつけられます。
こちらは押出発泡ポリスチレンフォームの断熱材。優れた断熱性に加え、湿気に強い断熱材です。
断熱材の取りつけが完了したら
上から28mmの構造用合板を敷いて
床を作っていきます。
この上にフローリングなどの仕上げ材を打ち付けることになります。
リフォーム工事、作業はまだまだ続いていきます。