大阪で大規模リフォーム 「土台づくり編」

前回の大規模リフォーム「基礎のリフォーム」からの続きです。

前回つくった基礎にのせるための「土台」を作っていきます。土台と言えば家の加重を支える非常に重要な部分です。古くなった土台は撤去し、今回新しい部材で土台を作り直していきます。

土台をつくろう

まずは土台として使う部材を基礎に合わせてカットしていきます。

アンカーボルトの位置を調べる

次に、アンカーボルトと位置を確認し、ドリルで土台に穴を開けていきます。アンカーボルトは基礎と土台をガッチリと固定するための金物です。これを通すための穴の開ける位置をチェックしていきます。

土台の白アリ対策はしっかりと

土台に防蟻処理

土台を基礎の上に敷く前に、しっかりと防蟻処理を行っていきます。分かりやすく言うと「白アリ対策」ですね。白アリの恐ろしさは「大規模リフォーム(解体編)」でお伝えしたとおり。

土台は家の加重を支える重要な部分、そんな土台が白アリ被害にあったりしたら一大事です。

白アリ対策は万全に

そんなことにならないように、専用の薬剤をぬって防蟻処理を行っている最中です。

基礎の上に土台を敷く

土台を基礎にのせよう

防蟻処理が完了したら、いよいよ基礎の上に土台を敷いていきます。土台を基礎の上にのせました。ですがまだ固定はされていません。

アンカーボルトにザガネを設置

そこで土台を固定するためにアンカーボルトに「ザガネ」を設置していきます。全てのアンカーボルトに「ザガネ」を取りつけていきます。

アンカーボルト用のザガネ

こちらが今回使用した土台用の「ザガネ」です。これを工具を使って締め付けることで、土台と基礎をガッチリと固定することができます。

アンカーボルトの締め付け

ザガネを締めている真っ最中です。ザガネがめり込むぐらいしっかりと締め付けていきます。

土台が敷かれました

一部ですが基礎の上に土台が敷かれました。この上に柱を立てていくことになります。以上、古民家再生「土台づくり編」でした。

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